◆G1開設72周年記念トーキョー・ベイ・カップ(18日、ボートレース平和島・最終日)
ボートレース平和島のG1「開設72周年記念トーキョー・ベイ・カップ」優勝戦は18日、最終日第12Rで争われた。盤石の逃げを打った白井英治(50)=山口支部・80期=がそのまま押し切りV。平和島は2007年1月一般戦以来、6回目。G1は9月地元徳山ダイヤモンドカップ以来、今年4回目、通算17度目の優勝を果たした。2着には大峯豊が入り山口支部ワンツーフィニッシュ。3着は篠崎仁志。
まさに圧巻のレースだった。白井は3カド攻めの沢田に全く動じることなく「足はすごく良かった。あとは自分のスタートだけ。最高のスタートだった」と、コンマ12のフルダッシュ。まくってきた沢田をがっちり受け止めイン先まい。バックでは追ってきた後輩の大峯を引き離すと、2M先まいで優勝を確実にした。「すごく難しい水面だったので、2Mを回るまでは安心はできなかった。勝ててホッとしました」と、大一番を振り返った。
今月15日が誕生日の今節はバースデーシリーズ。特別な思いで臨んだ。「初日、2日目は40代を思い出しながら走って。50歳になってからはまた気持ちを引き締めて」。優勝戦1号艇を決めた直後には「知識と経験をつけて、50歳になってからが男の本領を発揮するとき。ここから5年くらいかな」と決意を新たにし、早速、有言実行を果たした。
平和島の優勝は2007年1月以来、19年9か月ぶり。一方でG1初優勝(03年10月49周年)した相性のいい水面で「ホント久しぶり。でも、ここは一番稼がせてもらっている水面。感慨深いですし、自信につながりますよ」。久々の美酒を味わいながら熱く語った。
この優勝で賞金1200万円を加算し、賞金ランクは3位へ浮上。今年の年末グランプリは、大村に4年ぶり戻ってくる。2022年に黄金のヘルメットをかぶった歓喜を再び。白井の黄金期「第2章」がここからはじまる。