G1初優勝を地元で果たし、優勝旗と優勝カップ掲げる藤原
G1初優勝を地元で果たし、優勝旗と優勝カップ掲げる藤原

◆児島キングカップ開設74周年記念競走(3日・ボートレース児島・最終日)

 ボートレース児島の「G1児島キングカップ開設74周年記念競走」の優勝戦は3日、最終日第12Rで争われ、1号艇の藤原啓史朗(36)=岡山=がイン逃げで優勝。2013年5月、児島のデビューから14年目、地元で念願のG1初制覇を達成した。この優勝で賞金1200万円を獲得。来年3月にからつで開催されるSGクラシックの出場権利を手に入れた。

 藤原が地元で嬉しいG1初優勝達成だ。優勝戦はコンマ08と唯一のゼロ台スタートを決めて1Mを先まいしたが「ちょっと失敗した」。バックでは山口剛に激しく詰め寄られたが、慌てず2M先まいで勝負をつけ、優勝をつかみ取った。「きょうはインが4本しか勝ってなかったから嫌だなと思ってたけど、結果いいスタートを決められたし、(内に寄せて)バックで申し訳ない形になってしまったけど、何とか行けたので。2Mを回って勝てるかなと思った」と、緊張の一戦を振り返った。

 これまで地元記念は過去6回、全て予選落ち。「メッチャ相性が悪い」と漏らしていたが、ふたを空けてみれば7度目の挑戦は予選トップ通過から堂々の王道V。「まさかG1を勝てるとは思わなかった。今節は展開と流れもツキもあった」と謙遜するが、実力でもぎ取った初優勝。結果が全てを証明している。

 優勝賞金1200万を上積みし、これで賞金ランクは36位へ上昇。暮れの大村SGグランプリシリーズ出場を確実にし、11月とこなめSGチャレンジカップの出場権も見えてきた。この後は尼崎SGダービーも控えており、賞金アップを狙うチャンスだ。「まさかチャレンジカップに出られるとは思ってなかったし、(34位まで)あともうちょっとですね。その前にダービーもあるし、次はSGで結果を残したい」。藤原のSG戦線の活躍がここから始まる。