◆G1ウェイキーカップ開設72周年記念(21日・ボートレース多摩川・最終日)
12Rで優勝戦が行われた。3号艇の丸野一樹(35)=滋賀・109期=が1Mで差して25年からつ以来、通算10回目のG1優勝を飾った。2着に原田篤志、3着に長田頼宗が入った。3連単は3―1―4で14番人気の3620円。6日間の売り上げは61億511万4700円で目標の68億円には届かなかった。
◇賞金ランク3位浮上
台風25号の接近に合わせるようにエンジンの調子も上がっていった。丸野は「これだけ気圧が下がると、どうしようもないので、ほとんど何もしてないです。台風が近づいて4日目くらいから気圧が下がって回らない状況でエンジンのパワーが生きた」。57号機はお盆シリーズで宮之原輝紀が28回目の優勝を飾り、続くシリーズでも優出している上昇機だ。
1Mは想定外だった。スタートは「放りました」とコンマ17だったが、2号艇の永井と同じトップタイだった。そこから伸びた永井がまくりに行き、1号艇の原田が抵抗してできたスペースを鋭く差していった。「(永井)彪也がまくってくれた。そこを、しっかりと突けました。自分が攻めていくと思っていて、想定とは違いましたが対応できました。優勝は2周1、2Mで確信しました」。同期が作り出した絶好の展開で丸野が是政初優勝を呼び込んだ。
今年の目標は「SG初優勝とG1の10回目優勝としてました。それができないと上には行けないと思っていました」。この優勝賞金1200万円で今年の賞金は1億731万1200円となりランキングも3位まで浮上している。「この後のSGはチャレンジカップ(とこなめ11月24日初日)だけなので、積み上げていきたい。いきなりうまくなるタイプではないので地道にやっていきたいです」。年末のグランプリでTR2ndからのスタートに向けて前進している。
安定板もつかずに行われたG1最終日。台風25号が関東地方に接近し江戸川、戸田が中止順延となったが「日本一の静水面」の面目躍如となる一日となった。