ボートレースの第139期修了記念競走と修了式が福岡県柳川市の「ボートレーサー養成所」で18日に行われた。成績上位者6人が出場した「養成所チャンプ決定戦」は松尾青波(19歳・長崎支部)が4カドからトップSを決めてまくり圧勝。長崎支部では119期の木場悠介以来で4人目のチャンプが誕生した。修了した25人(男子16人、女子9人)は11月から各地でデビューする。
長崎支部から希望の星が誕生した。養成所は8月から新エンジンとなり、E30ガソリンを導入。使用開始からまだ2か月足らずではあるのだが、その中でも使用開始以降のリーグ戦2回をどちらも優勝(乗り手は香川の女子・天堵基華)し、エース機と評判の高いエンジンを抽選でゲット。「カドなので伸び型にしてまくって勝ちたい」とレース前から気合は十分。Sは少しアジャストしたが、コンマ09のトップSからのまくり圧勝劇。「イメージ通りのレースができた」と会心の勝利に笑顔がはじけた。
6歳から高校卒業まで野球に打ち込んだスポーツ少年。ボートレーサーを目指したのは父の勧め。その際、高校の野球部監督に同校野球部の先輩・高木圭大を紹介してもらってレースを観戦。プロアスリートになれることに魅力を感じた。試験には2回目で合格。7戦行われたリーグ戦は全て優出しながら、「自分の勝負弱さが出て」と、優勝にはたどり着けなかったものの、最後の最後にデッカイ勲章を手に入れた。
目標の選手は桑原悠。「いい新人が出てきたと先輩方に思われたいし、アグレッシブなレースでファンの方々にも早く名前を覚えてもらえるよう頑張りたい。将来は長崎支部を盛り上げられる選手になりたい」。ホームの大村は6年連続売り上げ日本一を誇るがスター選手が不在。長崎支部の救世主候補は11月6日にからつでデビューする。