◆報知新聞社杯第62回ダイナミック敢闘旗(16日、ボートレース住之江・最終日)
優勝戦が第12Rで争われ、2号艇の和田拓也(36)=兵庫=が2コースまくりで優勝を飾った。今年&住之江初Vを決めて「報知賞」を獲得した。2着は追い上げた井上忠政、3着は渡辺英児で、人気の1枠・宮脇遼太はS遅れで5着だった。
好メンバーがそろったファイナルを、和田が2コースまくりという豪快技で勝ち取った。
インから宮脇、和田、井上がスロー。4カドに渡辺、武田、チルト1の大場が大外に出て進入は123/465の3対3。S巧者がそろった中で宮脇がコンマ15と立ち遅れ、07の2コース和田が果敢に握った。だが、大場が大外から今節3度目の01で攻めて出た。それでも、和田が「(ブイに)寄っていったらダメだなと思って真っすぐ行った」と1Mのやや外目をターンし、絞ってきた大場をけん制しながら先まくりを決めた。バックで先制した時点で渡辺や井上の差しは届かずVを確定させた。
今節は序盤から好脚をキープした。優勝戦前にリング交換を行い「足の裏付けは多少、ありましたが、まさか優勝できるとは」と実力派ぞろいだけに苦戦は免れないと思っていたが、終わってみれば会心の勝利。G1初勝利やG1初優出した住之江だけに「なんか相性はいいですね」と笑顔がのぞいた。
今期は5月から2か月間の出場停止処分もあって出走回数が最終日を終えて63走。「90走(A1級の最低出走回数)できるよう頑張ります」と、この後も気合の走りが続く。自身にとっても弾みのVとなった。