◆ルーキーシリーズ第16戦 スカパー!・JLC杯(4日・ボートレースびわこ・初日)
早川 理稀(20)=滋賀(2日目9Rに出走)
第138期の養成所チャンプがデビュー67戦目で真価を発揮した。初日1R、6コースから弾丸のトップスタート。1~4コースの4艇に対してスリットラインで約1艇身置き去りにすると、5コース垂水の全速戦に乗じ、スピーディーなまくり差しを突き刺した。「垂水さんがまくったのが見えた。あとは(インの)市川さんが抵抗するかしないかでしたが、抵抗すると思って差しに行きました。展開が読めたのが勝因だと思います」と振り返った。
地元では18戦目。試運転を含めると、もはや数え切れないくらい周回を重ねた湖面で完璧なターンを披露した。練習は裏切らない。「スタートは“自分の世界”を信じていました。前節の期間中に、練習をさせてもらえたこともよかったと思います」と笑った。
水神祭は10R終了後、地元のファンに見守られながら大時計前で敢行。「道中は抜かれてはいけないという気持ちはあってしっかり回ろうと思っていて、しっかり回れました。ゴールした瞬間はうれしかったですけど、なんかドキドキがすごくて、実感はなかったです。足は悪くなくて足合わせではここまで負ける人はいません」と、エンジンの手応えもいい。次の目標はB1級昇格という。待望の白星で勢いづいた地元の新星から、2日目以降も目が離せない。(上村 尚也)