準優10Rの逆転勝利で優出を果たした高橋正男(カメラ・谷口 健二)
準優10Rの逆転勝利で優出を果たした高橋正男(カメラ・谷口 健二)

◆第54回オール兵庫王座決定戦(13日・ボートレース尼崎・5日目)

高橋正男(46)=兵庫(12R優勝戦に出走)

 良機良艇の力で優出一番乗りを果たした。準優10Rはインから先制しながら「1Mはすごいミス」。大きな旋回で山本、馬袋に差されながらも、1周2Mの鋭い小回りターンで2艇を差し返し、1着を死守した。「出足が良くてレース足がいい。もう少し、しっかり合わせたいです」と、余力を残しながらの逆転劇だった。

 近況は7月初戦の福岡で優出4着。その後2節は準優進出と、堅実な走りで好調をキープしている。今節の予選も初日後半の5着を除けば5戦3勝、オール3連対。A2級ながら、準優もA1級5人を相手に勝ち切った。A1復帰へ、着実に歩みを進めている。

 地元での優出は昨年7月以来19回目。前回は5コース(4号艇)からまくり差して栄冠をつかんだ。今回は2号艇。「調整を合わせ切れて、展開が向けば(優勝の)チャンスはあると思います。県内(全兵庫)戦での優勝はない。運が向けばですね。頑張ります」。いつも通り謙虚な姿勢だが、今節は良機良艇の後押しがある。自身の歴史に、新たな一ページを刻む時だ。(早野 智之)