◆オール進入固定 ルーキーシリーズ第15戦 スカパー第28回JLC杯(4日・ボートレースとこなめ・最終日)
ボートレースとこなめの「オール進入固定ルーキーシリーズ第15戦 スカパー!・第28回JLC杯」の優勝戦は最終日の4日、第12Rで争われ、1号艇の宮崎心之介(24)=埼玉・135期=がインから押し切り、デビュー初Vを飾った。2着には4コースから果敢に握った塚越海斗。3着には展開を突いた広瀬凜が入った。
宮崎がデビュー初優勝を成し遂げた。シリーズリーダーとして迎えた優勝戦。1マークでは伸び仕様に仕上げた4号艇の塚越が鋭く攻め込んできたが、宮崎は磨き抜いたターンで真っ向から受け止め、主導権を守り抜き、そのまま歓喜のゴールへ飛び込んだ。「自分のスタートを決めて、それで負けるなら仕方ないと思って行きました」。特訓から好気配だった塚越を警戒しながらも「ターン回りが良かったのでエンジンを信じて行けました」と、相棒への信頼を勝利につなげた。
真っ先に口にしたのは、支えてくれた人たちへの感謝の言葉だった。「師匠はいないけど、島田賢人さんや佐藤航さんにはいつもお世話になっている。そして両親にも、この優勝を伝えたい」。
ただ、この初Vは決してゴールではない。「A1級になって、埼玉の先輩たちと一緒に上の舞台で戦いたい」と先を見つめる。デビューからわずか1年9か月で手にした初戴冠(たいかん)。この1勝は、さらなる飛躍を予感させる、力強い第一歩となった。