逆境を乗り越えた大型ルーキー宮崎がデビュー初Vへ挑む
逆境を乗り越えた大型ルーキー宮崎がデビュー初Vへ挑む

◆オール進入固定ルーキーシリーズ第15戦スカパー第28回JLC杯(3日・ボートレースとこなめ・5日目)

 宮崎心之介(24)=埼玉=がデビュー初優勝まで、あと一歩―。勝負の優勝戦へ挑む。

 135期生として登録されている宮崎だが、実は養成所には134期生として入所した。しかし、訓練中に大けがを負い、やむなく訓練を中断することになった。それでも諦めることなく懸命なリハビリを重ね、再び養成所へ。苦難を乗り越えてデビューの舞台に立った。「デビューしてからここまでは、順調に来られていると思います」と振り返る一方で、元同期、同支部と周りの活躍は刺激になっている。「元同期の小林甘寧はもう優勝しているし、埼玉支部では砂長知輝さんや松本純平さんがG1を獲っている。負けられないし、負けたくない」と、周囲の活躍を目の当たりにするたびに、成長へのエネルギーに変えてきた。

 準優勝戦は1号艇の重圧をはねのけ、危なげなく逃げ切り快勝。「特に意識せず、緊張もなかった」と普段通りのレース運びを披露した。「今節で一番いい調整ができた」と舟足の手応えも十分。優勝戦へ向けても「1枠なら負けないと思います」と力強く言い切った。大けがを乗り越え、実を結ぶ瞬間は目前。苦難を力に変えて歩んできたルーキーが、悲願のデビュー初Vへ全力で挑む。