機力に苦しみながらも4日目へつなげる勝利を挙げた吉田
機力に苦しみながらも4日目へつなげる勝利を挙げた吉田

◆オール進入固定 ルーキーシリーズ第15戦 スカパー第28回JLC杯(1日・ボートレースとこなめ・3日目)

 序盤は5、6着と波に乗れなかった吉田一心(22)=大阪=。それでも2日目後半の2着から流れを変え、3日目のイン戦ではきっちり逃げ切り、今シリーズ初白星をマークした。「やっぱり足は厳しかったけど、逃げられて良かった。4日目につながって良かった」と、ホッとした笑顔をのぞかせた。この勝利で得点率は5・75まで上昇し、予選突破へ望みをつないだ。

 近況はレース内容にも成長の跡が見える。2期前からスロー戦に入る機会が増え「最初はダッシュ枠と走り方が違って戸惑うこともあったけど、最近は段々と慣れてきた」と、自身でも成長を実感している。一方で、前期は事故が重なり、「前期の後半は自分の思うようにレースができなかった。それでA級になれなかった」と悔しそうに振り返った。

 今期は大きな事故もなく着実に結果を積み重ねているものの、課題は勝負どころでの精神面だ。「5月の住之江では準優1号艇で4着。前節の住之江でも準優3着で優出できなかった。むちゃくちゃ緊張したし、そういう時のメンタルがまだ弱い。そういう機会や経験を増やして鍛えたい」と、率直に語る。目標は明確だ。「今期はまずA級になりたい。大阪の若手にも強い人がたくさんいるので、もまれないように頑張りたい」。4日目は3Rの6枠と12R2枠の2走。相棒のエンジンに苦戦しながらも懸命に乗りこなし、予選突破を目指す。