スポーツ報知杯を手に笑顔の上野
スポーツ報知杯を手に笑顔の上野

◆スポーツ報知杯(15日・ボートレースからつ・最終日)

 最終12Rで優勝戦が行われた。1号艇の上野真之介(38・佐賀支部)がイン逃げを決めて、G1福岡周年に続く今年2回目、通算では40回目の優勝を飾った。2着は船岡洋一郎、3着には西村拓也が入った。8勝、2着2回の圧倒的な強さで地元12回目のVゴールを決めた上野にはスポーツ報知杯が贈られた。

◆好素性4号機を再びゲット

 エース機を操る船岡、レース巧者の西村を相手に完璧な逃げを決めた上野は「向かい風が強くなっていたので、仕掛けるだけ仕掛けようと思った。速いと思ってハンドルを右に切ったのですが…」。コンマ13で誰よりも速いSを決めはしたが、自身の勘と少しズレが出てしまい反省の弁。それでも、機力に関しては「レース足はしっかりしていました」。どんより曇り空で湿度が高く蒸し暑いコンディション。シビアな調整が要求される中で、節イチ級のレース足に整えて、厚い人気に応えた。

 金看板の重責を担う報知杯は、エンジン抽選運に恵まれた。昨年10月に出足を仕上げてG3企業杯を優勝したが、その時に操っていた好素性4号機を再びゲット。「季節は違っているけど出足がいい。上位にはいると思います」。伸びに関してはエース機の船岡に分が悪かったが、行き足、出足、回り足と手前の足には余裕を持ってレースに臨めた。

 4月に福岡周年を制して悲願のG1タイトルホルダーの仲間入り。賞金ランクは9位で初のGP入りが望める位置に付けているが「(GPに)僕みたいなのが出たら、下(後輩たち)が目指せるかなと思う。主役を目指して頑張ります」。次走は28日に開幕のびわこオーシャンカップ。G1を勝ち、精神的にも一回り成長した「シンノスケ」は、SG制覇を目標にびわこに乗り込む。