2027(令和9)年度のSGやプレミアムG1の開催地が決まった。グランプリは2年ぶりに定位置の住之江に戻るほか、西部地区は大村、下関、若松、芦屋でそれぞれ開催が決まり、26年度の3月クラシックもからつ開催なので九州、山口のファンは歓喜の声を上げているかも。
ファンはもちろんだが、SG常連、もしくはSG出場を目指す若手や一般戦の鬼クラスの選手たちにとっても、地元でSG開催があるのかどうかで、モチベーションは大きく変わってくる。
今年、大旋風を巻き起こしている佐賀勢にとって、来年3月クラシックの開催が地元からつに決まったことは無関係ではない。峰竜太ははっきりと、「これがからつで最後のSGになるかもしれないので」と口にしてグループの後輩たちに奮起を促し、G1初優勝の上野真之介やG2初優勝の常住蓮らは結果を出した。
開催地が発表された直後に優勝戦を迎えたG2戸田ボートレース甲子園では大峯豊が優勝。すでに選考期間が始まっているオーシャンカップの開催が地元下関に決まったことで、「いつも以上に気合が入った」と、こちらもすぐさま結果を出した。
注目すべきは再来年のクラシック開催が児島に決まった岡山勢、ダービー開催が多摩川に決まった東京勢、そしてオーシャンカップ開催が下関に決まった山口勢など。もちろん、今年はまだ記念Vがない佐賀勢も優勝戦に名前があったら注目すべきだろう。
ただ、だからといってSG出場の勝負駆けは簡単ではないのも確か。今月が選考期間の締め切りである10月尼崎開催のダービーは、エースの吉川元浩が不調に苦しんだこともあり、兵庫勢が誰1人として出場できそうにない非常に厳しい状況になっている。
(井上 誠之)