優勝杯を手に笑顔の田口節子(カメラ・上村 尚也)
優勝杯を手に笑顔の田口節子(カメラ・上村 尚也)

◆びわこヴィーナス!第7回酒処京都新京極スタンド杯(12日・ボートレースびわこ・最終日)

 ボートレースびわこの「びわこヴィーナス!第7回酒処京都新京極スタンド杯」(ヴィーナスシリーズ第8戦)は12日、最終日の第12Rで優勝戦が行われ、田口節子(45)=岡山=がイン逃げで第7戦(住之江)に続く2場所連続優勝を飾った。2コース差し順走の清水愛海が2着、3着は土屋南だった。

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 田口が表彰式のステージに立つと、男性ファンから「セツコーっ」の声が飛んだ。思わず笑顔を浮かべたヒロインは「いや~、緊張は相当でしたね。本当に逃げたい…、毎節、毎節」とこぼしつつ、レースではしっかりと逃げた。

 前回の住之江Vと同様、圧倒的な1番人気。しかも、30度超の気温が邪魔をした。「おかしいくらい回転が落ちていて、回転を上げたら、乗り心地がおかしい。もういいか、と思って昨日(5日目)の状態でいきました」と、もはや開き直るしかない戦いだった。

 それでも正味の機力が最後はモノを言った。2コースの清水にトップSを譲りながらも余裕の先まい。「(清水が)見えてはいたんですけど今節はスタートしてからの足がよくて、そこは安心していました」と、前検時27・7%のエンジンながら、十分な手応えがあったことを強調した。

 びわこの優勝は、自身の初優勝(2003年11月)以来。「23年ぶりと知ってちょっとびっくりしています」と感慨に浸りつつ、視線は前を向く。次々節はいよいよ夏の大一番、レディースチャンピオン(徳山)。大量の酒の副賞に気分をよくしたのか「低モーターも怖くない!」とリップサービスも飛び出した。その言葉もあながちウソではないかもしれない。(上村 尚也)