森高一真(左)にスタート時の心境を伝える菅章哉
森高一真(左)にスタート時の心境を伝える菅章哉

◆SG第36回グランドチャンピオン(27日・ボートレース鳴門・5日目)

 マジで参りましたわ~。みなさん、ホンマにプロやわ~。5日目は3Rに出走しました。大外の6コースから自分としては現時点で限界に近いタイミング08で飛び出したんですが、な~んと勝った上條選手、すぐ隣の森高選手(4着)は02って~。もう、ムリ~(感嘆の表情で)。みんなどんだけ覚悟を決めて切っているんだという話です。相手にあのスタートを決められてしまっては、6着でも仕方ありませんでした。

 それでも、自分にはまだちゃんとした自制心がありました。やばいぞ、スタートタイミングが速いぞって瞬時に感じたので、ここは冷静に放りました。まさか開催中に2度もフライングを切ることはあり得ないので。そのお陰で何とかいいタイミング内で収まりましたが、レース後は森高さんに「スガはヌルいわ~!」って思い切りなじられちゃいました(苦笑)。

 写真の通りに「またフライングだけは絶対にだめなので、寸前で何とか左手のレバーを離しました! まさに神の左手でした!」と森高さんに報告したんですが、そこは思い切り叱咤(しった)されました。

 実は2日目にフライングを切ってひどく落ち込んでいた時に、最も激励してくれた選手の一人が森高さんだったんですよね。心優しい先輩の励ましですごく気持ちが救われたので、ここは何とか森高さんと一緒に1着を競い合いたかったんですが、かなりきつくダメ出しされちゃいました(苦笑)。

 でも、その熱い激励を胸に最終日こそ、何とかうまく展開をつくって、地元ファンの前で今度こそ先頭ゴールをお見せしたいです。スガがヌルくないところをみんなに証明したいですわ~!(構成・淡路 哲雄)