広瀬が豪快まくりで涙の初V
広瀬が豪快まくりで涙の初V

◆スカパー!・JLC杯ルーキーシリーズ第13戦(16日・ボートレース江戸川・最終日)

 優勝戦は12Rで準優を突破した6人によって行われ、広瀬凜(23)=滋賀=が4コースまくりで優勝。2022年11月12日のデビュー以来初となるVを決めた。2着は2号艇の竹下大樹。3着は6号艇の小林孝彰が続いた。1号艇の竹間隆晟は5着に敗れた。

◆コンマ08のトップスタート「フルダッシュだった」

 広瀬がカドから初の栄冠をもぎ取った。優勝戦に4号艇で登場。コンマ08のトップスタートを決めて豪快に内をたたき切った。バックで先頭に立ち、そのまま3周独走。最後は右手でガッツポーズをつくりながら、Vゴールを駆け抜けた。

 勝負を決めた、1周1Mのパワフルな攻めっぷり。抜け出した瞬間は「初めてレースで叫んだ」という。追い風・追い潮と速いスタートは決まりにくい状況で決め込んだ、コンマ08の鋭発は「フルダッシュだった。入ってると思って、下を向いていった」。ど根性の攻めで栄冠を勝ち取った。

 Vへ導いたのは30号機。「すごくいい状態。ちょっと伸び寄りに叩いた。節イチ」とまさに完調だった。

 優勝直後のウィニングランでは、思わず熱い涙をこぼすシーンも。「ファンの方が喜んでくれている姿が見えた。それで涙が出た。信じられない。優勝なんて、夢のまた夢だと思っていたから。外から勝ててうれしい」。初めて味わう優勝の味はやはり格別だろう。

 2026年後期適用成績では勝率6・93をマーク。7月からは初のA1級昇格も決定しているだけに「優勝戦に毎節乗れるような人になりたい」と力も込もる。

 初Vを祝う水神祭では、同じ滋賀支部の藤原仙二らに抱えられて水面へダイブ。「うれしいです」と、ずぶ濡れでほほ笑んでいた。