◆ルーキーシリーズ第11戦 スカパー!・JLC杯(24日、ボートレース尼崎・3日目)
元プロ野球選手という異色のレーサーが初めて走る尼崎で“好投”している。野田昇吾(32)=埼玉=が、かつて埼玉西武ライオンズの投手として活躍した怪腕で、序盤戦を2、3、2着と奮闘。2日目9Rでは「いつもじゃないですけど、基本的に伸び型が好きなので」と3カドにする“変化球”も披露した。もともと右利きだが、野球は左投げ。競技を問わず器用さが生かされているようだ。
「野球は自分の体を使うけど、レースはエンジンで走る。全然違いますよ。こんなに苦労したことはこれまでにない。(フライングで)3か月も休んだりして、今もずっと苦労しています」
3日目7Rは「伸びに振りすぎて失敗」し、ボートが損傷(4日目から21番に交換)することも重なって6着。得点率22位からベスト18入りを目指すことになった。
2022年11月にデビューして3年6か月がたつが、まだ予選突破は一度もない。「足は良かったし、回転を合わせられれば大丈夫です」。準優ノルマは2走13点。下積み生活が続く今節最年長の32歳が、“ファーストステージ”初進出をかけて全力投球する。