◆ルーキーシリーズ第10戦スカパー!JLC杯争奪(15日・ボートレース下関・3日目)
中本 大樹(23)=福井
イン戦でしっかり逃げて反撃開始だ。ギリギリ勝負圏に踏みとどまり、逆転の予選突破に望みをつなげた。
中学生の時、地元の三国でボートレースに初めて出合い、憧れた。選手になると、レース場での雰囲気の良さを感じた先輩・下出卓矢に弟子入りした。
師匠は、レースの格好良さで有名だ。伸びを追い求めて豪快にまくるスタイル。DNAをもちろん受け継いでいる。チルト3度はデビュー時からの作戦の一つ。「一発勝負。常に節イチを狙ってきた。だから壊すことも多かった」
究極を求めた3年間を経て、今は別のスタイルを模索する時期だ。「まくりはもちろんだけど、ターンでも勝負したい。まだやっていないけど、ピット離れを求めることも考えています」。最近は「行き足系」という実戦向きにして成績が上昇した。3月に桐生で初優出。ここ2節も予選突破と安定感を増している。
そんな移行期にあるため、予選最終日は悩ましい。3、6枠で「連勝条件」。本来なら伸び仕様の出番だが、現在取り組んでいるバランス型は今節も好気配。このまま臨むことになりそうだ。予選をクリアすれば、準優でも選択肢は広がる。4日目はそのための大事な2走になる。(中村 雅俊)