◆ルーキーシリーズ第10戦スカパー!JLC杯争奪(13日・ボートレース下関・初日)
西川拓利(27)=福岡=が急成長している。
前期は6・15の自己最高勝率を残し、7月から初めてA2級に昇格する。3期前の勝率4・19を2期前に5・33まで上昇させ、あっという間に6点台レーサーへ。飛躍のきっかけは「Sと調整力の向上」だという。
Sに関しては同じグループの宮脇遼太をまねて景色を文字化。前期の平均Sタイミングはコンマ13まで速くなり、「自信を持ってSができるようになった」という。調整の方はグループの先輩・田中宏樹のゲージがベース。田中はチルト3度の使い手で、宮脇もチルト3度を使うことがあるが、西川は出足中心の調整で正解を出している。
師匠は篠崎仁志の弟子で、女子プロゴルファーの佐伯三貴との結婚も話題になった森照夫。西川は師匠夫婦と頻繁に会い、メンタル面は三貴夫人に鍛えてもらっているという。成長の背景には、本人の努力に加えて、人に恵まれた抜群の環境もある。
今期の目標は当然A1級への昇格、そして初優勝。4月の浜名湖ルーキーシリーズでは優勝戦1号艇を手にして大チャンスを迎えたが、2、3コースのゼロ台のS攻勢について行けず2着に敗れた。新エンジン2節目の今節、初日は4コースからまくり攻めに出て2着。「Sで放ったけど出ていったし、足は良さそう」と手応えを得ている。