地元Vへ気合の走りを見せる島川
地元Vへ気合の走りを見せる島川

 海響ドリームナイターのボートレース下関「ルーキーシリーズ第10戦スカパー!JLC杯争奪今村豊メモリアルプリンスカップ」は13日開幕する。シリーズの展望を占ってみたい。

 島川海輝が地元Vを目指す。下関は5回優出して1V。今節の出場メンバーの中で下関で優勝したことがあるのは島川だけ。3期連続A2に甘んじているが、その前はA1だった地元期待の新鋭だ。当地は4月末から新エンジンで環境に配慮した新型ガソリンを使用している。GW(ゴールデンウィーク)開催で一度このエンジンを経験しているのは大きい。地元の大先輩・今村豊さん(引退)からプリンスカップを受け取るのは23歳のホープだ。

 昨年11月から今年4月の期間に7・19の高勝率をマークしたのが中野希一。今節のメンバーで7点レーサーはただ一人。初Vは2023年戸田ルーキーシリーズ、2度目は今年3月の平和島ルーキー。通算3度目のVへ視界は良好だ。

 今節のメンバーの中で下関勝率トップは竹間隆晟。当地直近3年間の勝率は7・39。大阪支部は松井繁、上條暢嵩を始め下関で好走する選手が目立つ。竹間もそのうちの一人。下関巧者が通算3度目のVを狙う。

 今節のメンバーで通算の優勝回数がもっとも多いのが宮田龍馬。6度の優勝を飾っている。現在3期連続A1をキープ。目標は優勝回数を積み重ねてクラシックの出場権を手にすること。今節はオーバーエージ枠での出場で先輩の意地を見せる。

 若林義人も同じくオーバーエージ枠での出場。122期の養成所チャンプは原田才一郎(今節は出場しない)だが、リーグ戦の勝率トップは若林だった。現在5期連続A1をキープしている。25年多摩川ルーキーシリーズ以来通算4度目のVを虎視たんたんと狙う。

 津田陸翔はめきめきと力を付けており、7月からA1に初めて昇格する。期末の大村ルーキーシリーズで通算10度目の優出を果たし、A1勝負駆けに成功。勢いに乗る津田が悲願の初Vを目指す。

 131期の松田淳平も同じく7月から初のA1に昇格。通算2度優出してまだ優勝はないが、大暴れの予感が漂う。(尾本 恭健)