守田俊介
守田俊介

◆滋賀県知事杯争奪 第27回ビナちゃんカップ(30日・ボートレースびわこ・初日)

 ボートレースびわこの「滋賀県知事杯 第27回ビナちゃんカップ」に出場中の守田俊介(50)=75期・滋賀=は4月30日、2026年後期のA1級適用をかけて、期末勝負のラスト2走に臨み、5Rは逃げて1着、12Rは3コースから差して3着と奮戦した。結果、勝率6・27(スポーツ報知集計)とし、1997年前期以来、60期連続のA1キープに望みをつないだ。

 この日の守田は、さすがの勝負強さを発揮した。前半5Rのインからのスタートは、6艇のうち唯一のゼロ台となるコンマ06。スタートでブッチ切るレースぶりは、「天才」と呼ばれた若き頃をオールドファンに思い出させたはずだ。

 一方、馬場貴也が1号艇だった12Rは、50歳のレーサーらしい熟練のさばきだった。インの馬場に対し、2コースの丸野一樹が外まいで襲いかかろうとしているのを、3コースから冷静に察知。4カドの君島秀三の攻めをブロックしつつ、素早くブイ際に差しを入れ、絶対禁物の大敗回避にこの時点で成功した。

 レース後、守田は自身の勝負駆けには触れず「前半は(前検日の)昨日よりも良くなった感じがあった」と足の上積みを強調し、あくまでも目の前の戦いに集中する姿勢を崩さなかった。一方で5Rと12Rの合間には馬場らとピット内で談笑するなどリラックスムード。まさに人事を尽くして天命を待つ心境のようだ。