優勝トロフィーを手に笑顔の太田和美
優勝トロフィーを手に笑顔の太田和美

◆スポーツ報知杯~第6回児島巧者決定戦(24日・児島・最終日)

 ボートレース児島の「スポーツ報知杯~第6回児島巧者決定戦」は最終日の24日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の太田和美(53)=大阪=がイン逃げで優勝を飾った。通算94度目で、当地では昨年9月のGⅢマスターズリーグに続いて2度目のVとなった。2着は松田祐季、3着は浜先真範が入った。

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 太田が予選トップからの王道路線で当地連覇を果たした。

 迎えた優勝戦は「起こしで鳴いちゃって」とコンマ22と最も遅いスタートだった。周回展示中に5号艇の松田淳平が転覆し、欠場するアクシデントが発生。本番が5艇立てで行われた影響があったかもしれない。それでもスリット近辺からグイっと出ていき1Mを先まい。内から差した松田祐、その内の浜先をバックで引き離し、後は一人旅の1着ゴール。昨年9月に続いて、児島連続Vを決めた。

 「ペラをちょこっとやって、不安も感じなかったし、いい仕上がりで行けました。エンジンが良かったので伸び返して先に回れた。展示であんなの(転覆)があったから、集中力がちょっと心配だったけど、事故も起こらなかったんで良かった。児島巧者かどうかは分からないけど、また次に来た時は頑張ります」とレースを振り返った。

 次走は地元住之江のG1太閤賞(70周年記念)。続いて宮島のPG1マスターズチャンピオンが控えている。「最近はあんまり記念にも呼ばれていなかったので、一走一走、目の前のレースをこなして、またそういう(SGの)チャンスがくればっていう感じですね」。今節のきらりと光るハンドルワークなら、かつての愛称“浪速の怪物くん”の完全復活も間近かもしれない。