◆G2唐津モーターボート大賞〜スター候補チャレンジマッチ(22日・ボートレースからつ・最終日)
ボートレースからつのG2「唐津MB大賞~スター候補チャレンジマッチ~」は最終日の22日、第12Rで優勝戦が行われ、3号艇の古賀繁輝(39)=佐賀=が3コースからまくりを決めて、特別戦初優勝を飾った。2着は湯川浩司、3着には辻栄蔵が入って、3連単356は1万6670円の高配当決着だった。また、6日間の売り上げは43億5745万1200円で、目標だった38億円を上回った。
優勝戦の枠番は3号艇。腹は決まっていた。「僕はあれしかできません。スタートをいって、先輩(深川)と後輩(定松)をまくるだけだと思っていきました」。デビュー22年目で得意とする3カドまくりをさく裂させ、しかも地元で特別戦初優勝を成し遂げて喜びもひとしおだった。
来年3月にホームプールでクラシックの開催が決まった時点で、地元のSG出場を今年の大目標に設定。「6回も優勝できるかなと思いながら、一撃で決めるぞと思い描いて、(G2戦)ここを目指していろいろな調整に取り組みました」。新ボートが導入された今節は、多くの選手が抱えていた「艇尾を振って下がる」違和感を古賀も感じていた。優勝戦も艇尾を振る症状が出るとスリットで下がり万事休すとなるところだったが「整備もはまり、水面がベタになったのも良かった。全部が僕に味方してくれました」。全てがはまった会心のレースだった。
スター候補チャレンジのタイトルで、若手の台頭が期待される中、勝ったのは40代が目前の佐賀支部の中堅レーサー。少し年齢は高めではあるが「中年の星(スター)になりたい。僕は遅咲きかな。衰えているとは思いません」。深川が「佐賀支部で一番センスがある」とデビュー当時から期待を寄せていた男が、ようやく持ち味とする「3カドまくり」で特別戦タイトルホルダーに名を刻んだ。