◆ミッドナイトボートレースin大村12(21日・ボートレース大村・4日目)
ボートレース大村の「ミッドナイトボートレースin大村12」は4日目を開催した。外枠の時にチルトを3度に跳ねてレースに挑んでいるのが杉山勝匡(37)=佐賀=だ。以前から気になっていたのだが、どうしてチルトを跳ねるようになったのか聞いてみた。
「よくぞ、聞いてくれました。超感動的な話ですよ(笑)。同期(104期)の藤山翔大のお陰なんです。ボートレーサー人生のがけっ縁だった時があったんです。ご存じの通り、勝率3・80のクビ制度があった時。それに引っ掛かりそうで、もう選手をやめようかな、別の仕事をしようかなって考えていたんです。そんな時に藤山が『どうせ選手を諦めるならやってみないか』とチルトを跳ねて伸び型にすることを勧めてくれたんです。彼の地元の大阪に行って、ゲージを作ってもらって。それがきっかけです」と同期のアドバイス、支えがあった。
「チルトを跳ねて勝負するからスタートも速くなった。もう失うモノはないって気持ちでやってみたんです。もちろん、スタートをいかないと勝てないというリスクはありますよ。自分の求めている伸びにならないことも。でも、今は自分のスタイルとして外枠の時は伸び型にすることが増えました」
今節の仕上がりはどうなのか。「チルト3度の最低限の伸び。3日目12Rは伸びていましたけどね。整備も正解だったと思います。これがもっといいエンジンだったら、もっと伸びると思います。4日目1Rはエース機の村岡賢選手が内にいたから自分が全然伸びてはいかない。チルト3度にしたらお客様がワクワクしてくれる? そう言ってもらえるのは本当にうれしいですね。自分でもいいエンジンで伸びている時はワクワクします」