尼崎周年初制覇を果たし、優勝盾を掲げる茅原悠紀(カメラ・吉井 豊)
尼崎周年初制覇を果たし、優勝盾を掲げる茅原悠紀(カメラ・吉井 豊)

◆G1尼崎市制110周年記念 尼崎センプルカップ開設73周年記念(19日、ボートレース尼崎・最終日)

 ボートレース尼崎の「尼崎市制110周年記念・G1尼崎センプルカップ(開設73周年記念)」の優勝戦は最終日の19日、第12Rで争われ、3号艇の茅原悠紀(38)=岡山=が3コースからのまくり差しで優勝した。尼崎周年初V、G1は通算14度目(SG含め特別戦16度目)のVを果たし、賞金1200万円を獲得。2着は桐生順平、3着は池田浩二が入った。

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 スピード旋回を誇る茅原の真骨頂だった。1号艇・桐生は1艇身残しとまずまずのスタート。カドの池田が大上とともにコンマ10のトップSを打ち、攻めて出た。コンマ16の茅原は「伸びに自信があった」機力で池田に追いつき、外をけん制しながら、出遅れた山口を押さえて桐生の内へ。シャープなハンドルで突き抜けた。「順平がミスってたんでね」。1月の当所BBCトーナメントでは、同じ3コースから握って出たもののインの末永に届かず準V。同じレース場、同じコースで、早々と雪辱を果たした。

 表彰式では大勢のファンの祝福の声援を受け、「(尼崎は)熱いっすね。いいっすね。最高っす」と満面の笑みを見せた。同年代でライバル視する桐生に勝ったことで、喜びも倍増だ。「勝手にボクが(ライバルと)思ってるだけですけどね。順平とはまた来週、蒲郡で走ります。今後もお客さんにワッと言わせるようなレースをして行きたい」。G1制覇は昨年9月の平和島周年以来、14度目。次なるターゲットはもちろん、蒲郡ボートレースクラシックでの、自身3度目となるSG取りだ。