◆G1江戸川大賞 開設70周年記念(24日・ボートレース江戸川・最終日)
ボートレース江戸川のG1「江戸川大賞 開設70周年記念」は24日、強風の影響で1日順延されていた最終日が行われた。その最終日第12Rで行われた優勝戦は、5号艇の板橋侑我(29)=静岡=がまくりで1着。優勝賞金1200万をゲットした。1号艇で、当地5回目のG1制覇を狙っていた湯川浩司は惜しくも2着。3着には6号艇の稲田浩二が入った。
板橋のターン力が爆発した。5コースからコンマ15のスタートは「全速で、フル被りだった。いいダッシュが乗っていた」と振り返るナイスショット。1Mで思い切り良くまくりを仕掛けると、1号艇の湯川までも一気に飲み込んだ。バックで首位に立ってそのまま先頭を確保。最終ターンマークを回ると、何度もガッツポーズをつくりながらVゴールを駆け抜けた。
ピットに帰投すると、「マジか!信じられない!」と思わず満面の笑み。「(4号艇の)前沢さんの頭ををたたこうと思ってターンした。その時にロードが見えた」と会心の走りに胸を張った。
Vに導いた相棒は67号機。「本当にいい足だった。出足、回り足と良くて乗り心地も良かったし、伸びも負けないぐらい」とまさに完調だった。
さらに今節の準優日、22日は「じいちゃんの一周忌だった」という。「じいちゃんも喜んでくれていると思う。今度お線香をあげにいく。僕はおじいちゃん子だったし、見えないパワーを感じた。魂の込もったレースができたと思う」。最高の結果も、きっと天に届いているはずだ。
これで通算7度目の優勝でG1は3V目。「僕は(SGグランプリ)シリーズ戦すら行ったことがない。おこがましいかもしれないけど、年末のシリーズ戦以上を目指して頑張りたい」。静岡の若武者が、ここからさらに飛躍する。