優勝盾を手に笑顔の田中駿兵
優勝盾を手に笑顔の田中駿兵

◆ルーキーシリーズ第3戦 スカパー!・JLC杯(22日・ボートレース尼崎・最終日)

 ボートレース尼崎のルーキーシリーズ第3戦「スカパー!・JLC杯」は22日、最終日の第12Rで優勝戦が行われた。1号艇の田中駿兵(23)=徳島=がインから逃げて快勝。昨年12月の住之江ルーキーシリーズに続き、通算2度目の優勝を成し遂げた。2着には若林義人、3着は谷口丞が入った。

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 昼過ぎに停電のアクシデントがあり、予定時間より遅いレースとなった優勝戦。田中は全く動じていなかった。3対3のスタートは2号艇の西岡が遅れて壁がない状態。それでも他艇を寄せ付けず、がっちりと1Mを先に回った。「2番が四国の仲間だったんですが、横にいなくて…。でも、自分がしっかりSを行ってたんで、気にはならなかった。1M踏み込んでターンすることだけを考えて行けたんでね」。自分を信じた会心の走りで、頂点をつかみ取った。

 1月の地元鳴門ルーキー戦では、優勝戦1号艇をつかみながら西丸敦基に手痛い4コースまくりを許し、4着に敗れた。さらに地元で初のG1(四国地区選)に出場するなど、経験を積みながら日々成長している。「鳴門は優勝戦1号艇で飛んでしまったんで、前回優勝の住之江の2号艇の時より緊張しました。地区選も地元というのもあってあまりG1を意識せず挑めたんですけど、自分の中ではやり切れなかった。ここで優勝できて良かったです」と安どの表情を見せた。

 「勝率7点以上を持って終わることと、上の舞台に出ることも考えて、優勝を5回以上はしたい」と、今年の目標を明確に定める。さらなる高みを目指し、これからもノンストップで走り続ける。