地元・尼崎での初優勝を狙う山下大輝
地元・尼崎での初優勝を狙う山下大輝

 ボートレース尼崎で「ルーキーシリーズ第3戦 スカパー!・JLC杯」が17日から開催される。次代を担う血気盛んな若手レーサーが、ライバル心をたぎらせて激突する。抜きんでた実力者がおらず、シリーズのV争いは混戦模様だ。遠征陣を迎え撃つ地元筆頭の山下大輝が、待望の尼崎初Vを目指して臨む。

 兵庫支部「山下3兄弟」の長兄・大輝が初めてA1級に昇格した。昨年8月に大村でデビュー初Vを飾り、次の目標は地元優勝だ。前走のG1近畿地区選手権(住之江)で強豪と対戦したことは大きな収穫になっただろう。選手としては先輩もいるが、29歳は今大会で最年長だ。誰に遠慮することなく、胸を張って地元の総大将を務める。

 地力では前田翔(愛知)が一歩リードだろう。こちらは兄・篤哉、双子の弟・滉と「前田3兄弟」のひとり。すでに5期間のA1級経験があり、優出は今節で断トツの32回(2V)を数える。今期適用勝率6・99も最高だ。

 この両者を含めてA1級は9人出場する。全員が今年の地区選手権を走ってきており、V争いの先頭集団を形成しそう。ルーキーシリーズらしく誰が優勝しても尼崎初Vとなる。

 東海地区選手権(とこなめ)から転戦する若林義人(静岡)は、今節最多の通算3V(18優出)をマークしている。竹間隆晟(大阪)は尼崎で唯一2回優出している実績があるのが強み。

 ともに四国地区選手権(鳴門)で準優勝戦に進出した西丸侑太朗(香川)、田中駿兵(徳島)も初A1級昇格を果たして昇竜の勢い。関東のホープ・青木蓮(埼玉)はすでに地元・戸田で2回の優勝実績があり、同じ埼玉支部の中野希一も地元Vを経験している。鰐部太空海(愛知)は東海地区選手権で節間3勝をマークして気を吐いた。