新たにオープンしたピカピカのスタンド
新たにオープンしたピカピカのスタンド

 ◆福田智之コラム「福来たる」

 昨年末にボートレース平和島の南側新スタンドがオープンしてから約1か月がたった。ピカピカの新スタンド独特のにおいと、リフレッシュした場内の雰囲気を感じながらファンはレースを楽しむ一方で、私たち記者や関係者も新たな気持ちで仕事ができている。

 旧スタンドと比べると、今回オープンした新スタンドは規模的にコンパクトになったが、その分、訪れるファンの快適性や利便性の向上が図られた設計になっている。新しいボートレース平和島のテーマでもある「地域交流の拠点」として、イベントステージも設置された。また、大人気アニメ「モンキーターン」とコラボを実施(3月30日まで)。場内はもちろん、京急平和島駅では駅名標をイラストの入った特別仕様にし、ラッピングバスも運行。来場するファンの導線から平和島をアピールするなど力を入れている。食事も充実。定番のカツ丼、カレー、まぜそばなどのフードコートをはじめ、ピザ、ホットドッグ、サンドイッチなど、おしゃれな名店もオープンし盛況だ。心配された平和島の名物、YouTubeでも多く取り上げられている「牛もつ煮込み」の店はキッチンカーのスタイルで残ってくれた。これには記者たちもホッとしていた。そんな中、大勢のファンでにぎわう正月開催の報知杯は、平和島で数々のドラマを演じてきたエース浜野谷憲吾が、2コースから豪快なジカまくりで優勝。2026年を占う、新年最初の開催は大成功に終わった。

 平和島はこれから北側新スタンド建設の2期工事に入り、28年に完成、グランドオープンの予定となっている。その時にはSG開催も戻ってくるだろうし、今から待ち遠しい。新しく生まれ変わり、今後もさらに進化していく平和島が楽しみだ。