優勝戦1号艇の佐藤。びわこは優勝経験がある好相性の水面だ
優勝戦1号艇の佐藤。びわこは優勝経験がある好相性の水面だ

 5日目は強風で1Rから安定板を使用、周回短縮で行われた。準優勝戦は10Rで大峯豊がカドまくりを決め、11、12Rは中島孝平、佐藤航が逃げ切った。優勝戦は1号艇を手にした佐藤がG2初制覇の大チャンスだ。なお、準優12Rに出走予定だった後藤翔之は病気のため欠場し、途中帰郷した。

◆佐藤イン圧逃

 【12R】5戦オール3連対で予選をトップ通過した佐藤は、準優12Rを逃げ切ってファイナルの1号艇を勝ち取った。機勝率の割に評判だった22号機のパワーを存分に発揮している。準優は安定板使用だったが、他との差は維持できていた。来年のSGクラシック(からつ)出場権獲得へ、インから圧倒する。
 中島は機力を立て直しており、2コースから差しを基本に逆転を狙う。準優で4カドまくりを決めた大峯は、3コースから積極策で臨む。坪井は巧みに展開を突く。

 1佐藤航「足の状態には自信があった。ただ差が縮まり、これまでのような余裕はなかった」
 2中島孝「違和感があったターン回りは上向き。足は全体にいいし、エンジンがいい」
 3大峯豊「調整はもうこれでいこうかなという感じですね。現状の足をキープできれば」
 4坪井康「変わらずいい足。回り足がスムーズでした。足はこの感じで行きます。微調整」
 5岩瀬裕「バランスが取れていると思う。板がつくようならこの感じのセッティングでいく」
 6上平真「直線がいい人とかターンがいい人とかはいますが、その次くらいだと思います」

再びスタート勝負に出そうな大峯
再びスタート勝負に出そうな大峯

今日の注目株
 大峯 豊(42)=山口(12R優勝戦に出走)
◆G2初制覇へ「一発勝負」
 カドから一気に締め上げた。準優10Rはインの坪井を除く5艇がゼロ台のスタート合戦。そんな中、最も気迫を見せたコンマ02のトップSだった。「スタート展示と一緒だと思っていったら、思ったより行っていた。風が強くなっていたのか、行き足がよくなっていたのか、分かんないですけどね」。ほおを緩ませながら、完全な先制に持ち込んだ1Mの豪快攻めを振り返った。
 エンジンの感触は前検日から悪くなかった。前回、落水後に大整備が施されてパワー急上昇の38号機。この流れで今節はペラ調整に集中し、その潜在力をすべて引き出した状態で優勝戦に向かう。「簡単にまくれた感じがあったし、自分が(スリットで)出ていっている感じもあったんです」。準優の勝ちっぷりのよさに“相棒”に対する自信はさらに深まった。
 G1制覇(2010年中国地区選手権)&SG優出(昨年メモリアル)&通算60Vの実力を、準優の勝負どころでまざまざと見せつけた。もちろんファイナルも侮れない。「びわこでは稼いでいないんで、一発勝負!」と声を弾ませた。当地初Vを、G2初制覇で決めるつもりだ。(上村 尚也)

◆正永岳宏 1万円作戦 3手の読み
 今節はA2級から4人が準優に進み、佐藤だけが優出した。A2の選手にとって、今大会のようなG2はSG出場権に挑戦できる貴重な機会だ。
 【7R】攻め果敢な和田、下出がいて、イン藤原にとって油断できない組み合わせ。地元の沢田が展開を突く。31、36流しを500円ずつ。
 【11R】準優12Rの青木は2周戦の2周バックまで2番手だったが、最終Mのもつれで優出を逃した。中がF持ちのここは先まくり。23、24、25流しを各500円。

◆上村尚也 1万円作戦 舟券スキッパー
 成績は尻上がりの広瀬将。「ペラの形を変えてから足はいい。乗り心地もいいですよ。出足の方の足ですけど、伸びも悪くはないです」と、今節序盤とはまるで違う軽快な動きだ。今節ラストは【5R】。気合のターンで白星圏内へ。3←→1―24、3←→4―12を各500円。
 【12R】大峯は今回で3節連続の優出。前回は新年早々の若松で準完全V。目下の好リズムも買い材料になる。3←→2―145、3←→1―245を各500円。