◆ルーキーシリーズ第24戦 スカパー!JLCカップ(23日・ボートレース芦屋・最終日)
ボートレース芦屋のルーキーシーリーズ第24戦「スカパー!・JLCカップ」は最終日の23日、最終12Rで優勝戦が行われ、4号艇の中山翔太(21)=三重=が4カドからまくって頂点に立った。2着は佐々木完太、3着は山下大輝が入り、3連単は3万円台の高配当決着となった。中山は通算10回目の優出でうれしい初優勝を飾った。
爽快な一撃だった。4カドに陣取った中山翔太が、スロー勢が遅れるスリット隊形になるやいなや、1Mまでに3艇をのみ込むまくりを敢行。バックで大きなリードを奪い、優勝を決定づけた。
G1初出場にして優出と活躍したヤングダービーは優勝争いをしながらも転覆、今期早々にFをしてしまったことなどを含めて「大事なところで色々とやらかしてしまうタイプ」という自覚も持つ。今節も「取りこぼしが多い」というコメントが何度もあった。
それでも最後は気合勝ち。「F持ちでSは無理できないけど、初優勝も早く欲しかった」と気迫が現れたトップスタートだった。「絶対に泣きたくなかったんですけどね」。その気持ちとは裏腹に、数々の思いが涙になって頬を伝った。
1月からのA1初昇格を決めている。「ヤングダービー以外のG1も走らせてもらえると思う。そういう舞台でも活躍をしたい」と、意欲は高まるばかり。すでに2月とこなめで行われる東海地区選でフル世代のG1出場が決まっている。「気持ちだけは負けないレースをします」。悔しい思いも吹き払う優勝で今年を最高の形で締めくくった。上の舞台でも気合満点のレースで駆け回る。