◆ルーキーシリーズ第22戦スカパー!・JLC杯競走(1日・ボートレース住之江・4日目)
藤原仙二(22)=滋賀=は、予選最終日は5R6号艇の1回出番で4着に踏ん張り、予選14位で準優進出を果たした。
今節の相棒75号機は複勝率23%(前検時)と低調だったが、「ペラ交換になったのが大きいですね」と新ペラを一から調整して、本体整備。「出足は気に入ってます。やっと戦える感じになってきました」と気配は上昇中だ。
デビュー期に、地元びわこでよく練習に来て腕を磨いていたが、転覆ばかりで『転覆王』と言われていた。それが来期適用勝率はキャリアハイの6・15を記録して2期連続でA2級をキープした。「よく転覆していたけど、あの時の練習があったからですね。それに石本さんや中島秀治さんに道中での走り方とかのアドバイスをもらって、今は道中のさばきに磨きをかける時かなって思ってます」と素直に、ひたむきに取り入れレベルアップを図っている。
準優は5枠。前節の津ルーキーシリーズ(第21戦)で痛恨のフライングはしたが「予選は慎重に、控えめに行っていたけど、準優は思い切って質のいいスタートを行こうと思ってます」と大一番に勝負を駆け、磨き続ける道中のさばきで優出を狙う。